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mibotの世界観を創る!「材着樹脂パネル」の魅力と一問一答

はじめに

サイトリニューアルに伴い「KGマガジン」改め「mibotタイムズ」として、今後もmibotに関する情報を更新していきます。

mibotタイムズでは、mibotが「今日より明日が良くなる」世界を創るまで、そしてその先の未来まで。KGモーターズを応援してくださっている皆様と一緒にワクワクできるようなコンテンツをお届けします!

 

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mibotのボディについて徹底深掘り!

 

【材着樹脂とは?】

mibotの車体パネルは、一般的な車の塗装とは違い「材着樹脂パネル」を採用しています。樹脂材料に予め着色剤を混ぜ、塗装を施すことなく、整形段階でカラーパネルとして製造が出来ます。

これまでのコンセプトモデルなどは塗装仕様でしたが、量産仕様により近づいた材着樹脂パネルのmibotが完成しました。

 

新しい材着樹脂パネル仕様
これまでの塗装仕様

よりガジェット感が増し、さらに親しみやすくなったその姿を見ると、mibotが「相棒」として日常にある生活がイメージしやすいように感じます。

その他のカラーラインナップのパネルも完成し始め、全てのカラーが揃った姿を見るのが待ち遠しくなりますね。

 


【なぜ材着樹脂を採用しているのか?】

mibotの世界観を表現する上でも樹脂パネルは重要ですが、採用には他にも様々な理由がありました。

 

⚫︎製造工程・コストの削減が実現

量産に立ちはだかる壁の1つに「ボディの製造」があります。

塗装の場合は、ホワイトボディを製造し防錆処理を施し、有機溶剤の塗装をロボットで施す過程が必須であるものの

この部分を材着樹脂にすることにより、大幅な工程の削減とコストの削減が実現し、量産の難易度を下げることが可能に!

KGモーターズがmibotを世に届けるためにも、材着樹脂は重要な選択なんですね。

 

⚫︎コストを抑えて着せ替えが可能

mibotのカラーラインナップ、どれも迷ってしまいますよね。

街中を走る別のカラーを見たら「あの色もいいなぁ…」と思うこともきっとあるのではないでしょうか。

通常の塗装であれば結構なコストと手間がかかってしまうこのカラーチェンジですが、mibotの材着樹脂パネルなら簡単に着せ替えが可能

低コストで車の着せ替えができれば、季節に合わせてカラーチェンジなんてことも。

量産後、mibotのカラーラインナップは随時追加予定です。どんなカラーが出るのか、楽しみにしていてくださいね。

 

【これで終わりじゃない!シボ加工をする理由】

量産に近づいた材着樹脂パネルのボディですが、これが完成形ではありません。ここからさらに「シボ加工」という、表面に凹凸を加える加工を施していきます。

ここからまた少々印象が変わっていくようで、完成形のボディを見る日が待ち遠しいです!

しかし、シボを入れるための金型は費用が嵩みます。それでもシボを入れる理由とは?

 

⚫︎商品性の均一化・安定化

樹脂という素材は、均一に流し込まないとムラが出やすい特徴があります。一般的な鏡面加工だと、そのムラが目立ちやすいものの、シボ加工を施すことでムラを目立ちにくくする効果があります。

 

⚫︎傷が目立ちにくい

やはり使用する中で気になるのが、ボディの傷。しかしどうしても使用していく中で傷つくのは仕方のないこと。しかしシボ加工の凹凸により、多少の小さな傷は目立ちにくい。こんなメリットもシボ加工にはあります。

 


 

材着樹脂に関しての動画はこちら🔽

 

 

最後に、動画に寄せられたコメントへの回答をまとめています。

 

【材着樹脂パネルに寄せられた質問・一問一答】

Q.樹脂パネル(ポリプロピレン)は劣化するの?

A.劣化はします。色褪せはしていきますが、色褪せをしにくいような耐候性のある添加剤を入れています。また、色褪せが気になって来たら既述の通りパネルの着せ替えも可能です!

 

Q.樹脂パネルに自分で塗装はできるの?

A.ポリプロピレンは塗料を弾きやすい素材です。プライマーを塗ることにより密着はしますが、塗装用の評価は現時点でしておりません。

 

Q.塗装用のベースパネルを作る可能性はある?

A.申し訳ありませんが、ありません。塗装をもしする場合は、ホワイトのカラーに自己責任で塗装をしていただく形となります。

 

Q.シボの凹凸により汚れが付きやすくなるのでは?

A.シボにも色々な種類があるので、汚れやすくなるほどの深さのシボは入れません。ご安心ください!

 

Q.ボディの一部が傷ついた時、一部のパネルのみの交換は可能?

A.可能です。

 

Q.材着樹脂パネルにラッピングフィルムは貼れる?

A.現時点で、ラッピングフィルムに関する評価は行なっておりません。今後評価する可能性もありますが、ラッピングフィルムにも種類があるので、ご希望のラッピングフィルムが貼れない可能性もあるということをご理解ください。

 

樹脂パネルとカラーに関する一問一答動画はこちら🔽

 

今回の記事では、mibotの世界観を表現するために必須な材着樹脂パネルと、シボ加工についてまとめました。

こうした色々な要素が組み合わさって、量産への確実な土台となっています。

 

今後もmibotが成長していくその過程を、皆様にお届けしてまいります!

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