ホーム mibotのこだわり 勾配でのゼロ発進や坂道走行…【mibot登坂性能テスト完了!】

勾配でのゼロ発進や坂道走行…【mibot登坂性能テスト完了!】

mibotが「今日より明日が良くなる」世界を創るまで、そしてその先の未来までをありのままにお届けするmibotタイムズ。

今回お送りするのは登坂性能。

先日、mibotの登坂性能のテストが完了しました!勾配でのゼロ発進や、坂道走行…皆様が「実際どうなの?」と気になっているであろう部分を、まとめてお届けします。

 

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原付ミニカーでも、ストレスのないドライブを。

原付や小さな乗り物で坂道を登っているとき、後ろから大きな車が迫ってきて「早く登らなきゃ!」「邪魔になっていないかな……」とハラハラした経験はありませんか?

バックミラーに映る大きな車影。焦ってアクセルをひねるけれど、スピードは上がらないどころか、長い急坂では落ちて行く一方。小さな乗り物は手軽で細い道もスイスイ進める快適さはあれど、こういった他の車の進行を妨げそうな懸念点は付き物。

こういった不安は、移動を「楽しいもの」から「ストレス」に変えてしまいますよね。

原付ミニカーという小型モビリティであるmibotを検討している皆さんも、そんな不安を感じているかもしれません。しかしここをクリアできなければ、mibotが目指す「新しい日常」は実現できない。

我慢する移動では、社会に根付きません。

KGモーターズは、mibotの「登坂性能(坂を登る力)」に徹底的にこだわりました。

 


26.8%勾配でのゼロ発進をクリア

mibotのカタログに載っている登坂性能は、勾配23%。

まずはこれを証明するために、私たちは近所の「26.8%」というかなりの急坂へ向かいました。

数字だけを見てもあまりしっくりこないかもしれませんが、15°の急坂です。

結果は、坂の途中からの「ゼロ発進」も見事にクリア!

普通ならここでガッツポーズをして終わり!かもしれません。 「急坂を登れることはわかった。でも、ユーザーさんが本当に知りたいのは、日常の道で周りの車の流れを乱さずに走れるかどうかじゃないか?」

そんな想いから、私たちの挑戦は「実際の一般道」へと移されました。

 


坂道でも「時速50km」を維持する粘り強さ

一般的な原付ミニカーは、登り坂になるとパワー不足で、時速30km程度までスピードが落ちてしまうことが多々あります。では、mibotは長く続く登り坂(制限速度50km)でどのような走りを見せるのか?

しかし、mibotは勾配が続く道でも、アクセルをグッと踏み込めば、時速50kmをピタリと維持して登り切る。

もちろん、大きな軽自動車のようなパワーはありません。でも、原付ミニカーとしてこれ以上ないと言える性能を引き出すことができました。

この走りを支えているのは何か?それは、パートナー企業とともにゼロから作り上げたモーターが要となっていました。


1. ミツバとの共同開発:モーターに込められた「執念」

mibotのモーターは、既製品をただ組み込んだものではありません。群馬県のメーカー、ミツバさんと私たちが実験段階から二人三脚で作り上げた「小型車専用」の特注品です。

mibotのために生まれたモーターとは、一体どういったものなのでしょうか。

  • 究極の二択を乗り越える: 小型車に組み込めるような小さなモーターには「坂を登る力」と「平地でのスピード」。どちらかを優先すると一方が犠牲になるという難題がありました。mibotは「その両方を実用レベルで両立させる」という高いハードルに挑みました。
  • 「ミリ単位」の調整: 開発の最終盤まで、ギアの比率や制御ソフトを微調整し続けました。「もっと安全に、もっと粘り強く」という現場のこだわりが、この50km/hキープを実現したのです。

2. キーレックスの協力:安全と軽さの「黄金比」

車体の骨格は、広島のキーレックスさんの協力で「モノコック構造(フレームとボディの一体化)」を採用しています。

モノコックボディは、軽量化を叶えつつも、ボディ自体が強固部材になるため、強度と剛性を確保しやすいフレーム構造。mibotが軽量かつ安全性も叶える乗り物であるための、重要な基盤なのです。

「軽くしないと坂を登れない。でも、安全性は絶対に譲れない。」 この矛盾するパズルを解くために、重さ・コスト・安全性能を限界まで突き詰めました。この「強くて軽い」骨格があるからこそ、mibotは軽やかに坂道を駆け上がれるのです。

 


登り坂だけじゃない!下り坂でも周囲に優しいドライブを

坂は登りだけではありません。下り坂を走るmibotにも、ちょっとした「優しさ」が隠れています。

快適なドライブのためには、mibotに乗る本人の不安だけでなく、周囲を走行する車の不安も払拭しなければなりません。

mibotは長い下り坂では、アクセルを離すと「回生ブレーキ」が作動することで、減速しバッテリーを充電します。その時、一定以上の減速を検知すると、ブレーキを踏んでいなくても自動でブレーキランプが点灯するようになっているんです。

「ブレーキを踏んでいないのに急に遅くなって、後ろの車を驚かせたくない」。 そんな、乗る人と周りの人への気遣いを、機能として形にしました。

 


長く、mibotと一緒に走るために

もちろん、これらの性能があっても無理は禁物です。

もし過負荷走行を過度に繰り返して、過度に熱が上がってきた場合は、mibotは自動的にパワーを絞って車体を守る設計をしてあります。

車体を傷めずに、皆様がmibotと10年、20年と長く付き合うための守りの設計も含めて、mibotは安全で快適、楽しいドライブをお届けします。

 

今後も、テストや開発の様子をありのままに発信していきます。新しい移動の選択肢として、街中をmibotが走り回る世界までもう少しです!

 

\登坂性能の検証YouTubeはこちらから

 

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